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敢えて言うなら、これはいわゆるB級映画の佳作であると言えるのではないかと思う。娯楽映画は断然ハッピーエンドが好きな私は、見はじめは「ロミオとジュリエット」や「白昼の決闘」(グレゴリー・ペックとジェニファ・ジョーンズの)を足したような悲劇的な結末に一直線に突き進む映画ではないかと、少々気が重かった。
ところが、しばらくすると「あきらめるな、宿命(さだめ)とはオレたちがつくるもの」といったセリフがでてきて、これはひょっとしたら明るい結末になる伏線ではないかと希望を持ちはじめた。 案の定、主人公の男女の最後の対決となって、女は自分の必殺技をを封じて、斬られることを覚悟の上で襲いかかってゆき、それを受けて男もまた…。かくて両者は純愛を貫き、さらに高次の自己犠牲愛によって里人をも救う。 そこへ行くまでの忍者たちの対決は、まことに荒唐無稽、奇想天外、残酷無比。それはそれで楽しめるのだが、その底にある「運命は自分たちの意思で変えることができる」というシンプルなメッセージや、純愛や、利他的行為が、この作品にある種の深みと品格を与えている。ハッピーエンドとは言えないにしても、後味は決して悪くないのである。 こういう風に、原作を換骨奪胎して、エログロナンセンスの器にさりげなく崇高な理念を盛りつけてみせるというやり方も、今の時代には時に効果的なのではないかと思う。 SHINOBI出演:仲間由紀恵 /オダギリジョー /黒谷友香 /沢尻エリカ /椎名桔平 松竹 発売日 2006-02-18 発送可能時期:通常24時間以内に発送 仲間由紀恵とオダギリ ジョーが、伊賀と甲賀という敵対関係にある「忍(しのび)」を演じる新感覚アクション。原作は山田風太郎の「甲賀忍法帖」だが、本作は、その原作をコミック化した「バジリスク」の世界に近い。17世紀初め、徳川家康の命によって戦うことを命じられた伊賀と甲賀。それぞれから選ばれた5人の強者には、伊賀の朧、甲賀の弦之介もいたが、ふたりは愛を誓った仲だった。 対立する勢力同士の愛の物語は、『ロミオとジュリエット』を連想させ、殺し合わなければいけない宿命によって、その愛は壮絶を極める。主演ふたりは、持ち前のスターのオーラを放ち、共演者も、女の色香を武器にする黒谷友香を筆頭に個性的。忍たちが繰り出す術はバラエティ豊かで、変身や、鎌や剣の秘技、虫を操る術にはCGも駆使され、幻想的で妖しい空気が立ち上る。崖に作られた忍の住処など背景も目を見張るのだが、術のオンパレードという展開は、やや単調。もう少し、忍たちの内面に切り込んでいたら、物語に奥行きが出たはずだ。(斉藤博昭) 現在の価格はコチラ≫ これはすごいよ。なんかモタモタしていた日本アクション映画が変わったことを教えてくれた。香港ワイヤーアクションの技術が入っているのかな。 「ロミオとジュリエット」のような敵対する忍者集団の代表格の男女(仲間・オダギリ)が恋仲になって、のっぴきならない状態になる。この関係がせっぱ詰まった場面では観客の方もどうなるのかと、のめりこんでしまう。 この二人に集中させようとしたからか、他の忍者の個性と人間描写がさらっとしたところがちょいと物足りなかったかあ。 なぜ、二つの集団が殺しあわねばならなくなったのか、権力中枢の権謀術数も物足りなかった。 ただ! ただし! 全編のアクション、絵の美しさはすばらしい。これだけでもいいかな。 |
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時代背景がしっかりと描かれており、まさに見応え充分。安っぽい“ちょんまげ結った現代劇”とは違い、「なんだ、もう終わりか……」というのが無い。二回分のアイデアを一回に凝縮したような奥深さ、一話々々、食い入るように見入ってしまう。単なる捕物劇に終始せず、“人が人を裁く事の難しさ”という問題が各話の根底に据えられていて、考えさせられることも多い。また、物語展開と人間ドラマを中心に構成されているため、無駄な描写がない。忠相自身が難事件に立ち向かうかと思えば、配下の同心や下っ引きの活躍を中心に描いたり、捕物劇の無い恋愛談義に終わる回があったり、忠相がほんの重鎮程度にしか出演しない回もあったりして、内容も毎回、起伏に富んでいる。
それに加えて、一話完結でありながら、シリーズとしての完成度も高く、町火消し誕生、目安箱の設置、小石川養生所の設立と、将軍吉宗の治世が進んでゆく様子が描かれている点も興味深い。忠相と雪絵、榊原伊織と千春、二組の恋の行方も気に掛かるところである。 そして何といっても、南町奉行大岡越前守誕生の、感動の第一話。将軍になったばかりの吉宗と、忠相との息詰まる対決は、何度観ても緊張する。言葉と言葉が静かに激闘、それがやがて強い信頼関係へと繋がってゆく。まるで自分が忠相の立場にあるかのような責任の重さを感じつつ、一語々々を噛みしめ、最後は目頭が熱くなった。 大岡越前 第一部出演:加藤剛 /竹脇無我 /片岡千惠藏 /山口崇 竹書房 発売日 2006-03-24 定価: 発送可能時期:通常24時間以内に発送 おもわず買ってしまいました。 大岡越前は、やはり何度見ても面白い作品ですね!! 私は、この作品に出演されている俳優さんの中では、 片岡知恵蔵さんと加藤治子さんの夫婦の掛け合いが とても面白いとおもいます。 又、沢山のベテラン俳優さんがいろいろ出演されており 毎回楽しみに見ておりました。 特に歴代の雪絵さんがその年令にあった美人女優さんで 宇都宮雅代、酒井和歌子、平淑江さんと皆、大ファンであります そんな女性になってほしいと思い、我が娘に同じ名前を 付けた位ですから(そのようには育ちませんが・・・) ぜひ、続編も発売してもらいたいと思っております。 現在の価格はコチラ≫ 僕はちっちゃい頃に再放送で大岡越前を見、 特に時代劇好きではないのだけれど、 片岡千恵蔵の父上にハマって見てたなり。 それで三月の大岡越前スペシャルを見て思わずDVDも購入してしまったなりよ。 このBOXでは忠相は山田奉行から南町奉行へとなり、 独身から妻帯者へと大人の階段をのぼっていくなり。 そして忠相&雪絵と伊織&千春という2つのカップルの「青春群像」も爽やかで初々しくドキドキしてしまうなり。 |
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冒頭のシーンとタイトルから、観始めから話の大筋は分かってしまいますが、それでもお子さんがいる方には特に心に響くものがあるのでは。風景も美しく、とても温かい物語です。
女優蒼井優の魅力が満載の作品でもあります。この作品を観た方は「虹の女神」も是非。 娘を持つ母として、母を思う娘の立場として、そして私を見つめてくれる娘の思いを重ねて。 蒼井優さんと南果歩さんの声の透明感が、優しい雰囲気であるにも関わらず、圧倒的な存在感で胸に染み通ります。 感動したとか、泣けたとか・・・そういう言葉では済ませられない気持ちで胸がいっぱいになりました。 こんな気持ちで観る映画には、なかなか出会えないと思います。 ぜひとも多くの方に観て頂きたいし、ずっとずっと残して行きたい作品です。 ニライカナイからの手紙出演:蒼井優 /平良進 /南果歩 /金井勇太 /かわい瞳 /比嘉愛未 /中村愛美 /斎藤歩 /前田吟 ポニーキャニオン 発売日 2006-01-24 定価: 発送可能時期:通常24時間以内に発送 泣ける映画といわれている映画を見てもそんなに泣くほうじゃないと思っていますが、本作品はなぜか泣けました。そして、涙が一気に込み上げてくるという感じではなくて、ラストにいくに従って徐々に涙が流れているという感じでした。母親の手紙の意味を知ったとき、母親の手紙を昔から順に読み返しているところは特に良かったです。おじいの親心、そして周りの人たちの暖かさが分かるようなシーンも良かったです。 主演の蒼井優は良かったです。彼女の主演の映画の中でも三本の指に入る作品だと思います。ラストはもちろん良かったですが、東京に上京してきたばかりの所は良かったです。故郷を懐かしむ気持ちや環境の変化の戸惑いが上手く表現できていたと思います。 誰が見ても泣けてしまう映画だと思いますが、冒頭の風希の年頃の子供をもつ親が見ると必ず泣ける作品です。6歳前後の子供を持つ人にはお勧めの映画です。 現在の価格はコチラ≫ ひとことで言って観る者の心の琴線に触れる映画だ。優しさとか思いやりとか助け合いとか肉親への愛情とか、今日の社会で希求しながらも希薄になりつつあるかけがえのない大切なものを思い出させてくれる。そしてまたこれは、全編蒼井優のために存在しているような印象を持たせる映画だ。透き通った水面にさらさらとした砂浜、南国特有の原生林に石畳、都会の喧騒から遠く離れた竹富島の風景の下で日常を生きる人々の暖かさに育まれた“風希”と名付けられた主人公そのままのきらきらとそよぐ輝き、その感性は、穏やかで繊細な少女らしさの中にも胸に秘めた芯の強さと燐とした美しさを見事に体現している。涙腺を容赦なく刺激するものの些か過剰気味でクドさを感じる終盤のクライマックス・シーンも、彼女の存在があればこそ、作品のリズムを損なうことなく、観る者たちに清寧な余韻を残した。寡黙な祖父、無愛想な写真家、堤防のポスト、そしてニンニク漬け、、、劇中に仕掛けられた人物設定や小道具が見事に伏線となって感動を増幅させる演出をしたのは熊沢尚人、個人的には「虹の女神」の方がより好きだが、すごく巧い人だと思う。 テーマ:映画★★★★★レビュー - ジャンル:映画 |
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マイティジャック」に続き、「戦え!マイティジャック」も、遂にDVD化されます。
主要メンバーを5人にし、前作「マイティジャック」より低年齢層をターゲットにした作品。 初期13話は「マイティジャック」同様、「スパイ」的要素が多いですが、後半13話はどちらかと言えば「ウルトラシリーズ」っぽく仕上がっています。 また、中盤の山場である「マイティ号をとりかえせ!」では、「弾超七」と名乗る青年が登場! (無論、モロボシ・ダンの森次浩司氏が演じてます!) 次に、後半で見逃せないのは「来訪者を守りぬけ!」ですね。 宇宙人「モノロン星人」が登場し、地球人と仲良くしたいと思っているのに、地球人は・・・。 (着ぐるみは、まんま「ウルトラセブン」の「ゴース星人」なのが笑えますが。) 本放送当時、裏番組が「巨人の星」だったので、視聴率的に苦戦し、半年で終了してしまいました。 (「マイティジャック」もそうですが、「特撮」に力を入れて製作しているのに「視聴率」で苦戦してしまうという、残念な結果でした。) 「マイティジャック」同様、円谷プロの特撮技術の粋を集めた傑作です。 ぜひ、一度見て頂きたい作品です。 DVD 戦え!マイティジャック Vol.1出演:特撮(映像) /南廣 /二瓶正也 ビクターエンタテインメント 発売日 2006-03-24 発送可能時期:通常24時間以内に発送 『キイハンター』と同じ日にスタートしながら、視聴率不振にあえぎ1クールで打ち切られた『マイティジャック』(以下・「無印」)。 だが円谷プロには、力が残っていた。それは、1時間ドラマから半分の30分ドラマへの転換だった。それで生まれたのが、この本作である。 一見スケールダウンに見えるが、身軽にしたら東映特撮ヒーロー路線や『ザ・ガードマン』・『キイハンター』・『プレイガール』といった国産・集団アクションドラマのテイストに近づいたのだ。後半の「何でもあり」的な雰囲気は、こうした所から出ているのだ(この2部作にはそれらに参加した脚本家がかなりいる)。 こうした背景には、『忍者部隊 月光』(=国際放映)の新藤善之プロデューサーの参加が大きい。スパイアクションの醍醐味を、会社を越えてフルに発揮。また山口 暁氏・渚 健二氏{おそらく土屋啓之助監督・福原 博監督も・・・}の起用も新藤氏の意向だそうだが、良い意味で「変わらなくちゃ」の精神が活きている。また無印から参加していた満田かずほ監督に加えて、東條昭平監督が本作でデビュー。東條監督の手腕は、東映でもフルに活かされた。 現在の価格はコチラ≫ また音楽も、冨田 勲氏に加えて宮内国郎氏が加入しパワーアップ。アクションを強調した宮内サウンドは、違和感なく冨田サウンドに溶け合っていた。また『ウルトラ』の系譜と東宝特撮路線で名を残した巨匠同士の音楽共演は、歴史的意義が大きい。 「そっちが拳銃なら、うちは特撮は最後の武器だ!」というべき、円谷プロ作品というよりも東映ヒーロー路線のテイストがプンプンする異色作。 集団アクションものがお好きな方には、胸を張って薦められる作品だ。 |
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2ちゃんねらにしか分からない用語連発で噴きました
しかし、 「オタクはこうでなくてはいけない」 「2chやってる喪男はこんな感じ」 という描き方が少し悲しかったな あと、エルメスみたいな女性は今の日本では絶滅してると思います これ観る前に2chを覗いてから観るとより楽しめますよ 電車男 スペシャル・エディション出演:服部隆之 /ORANGE RANGE /山田孝之 /中谷美紀 /国仲涼子 /瑛太 /佐々木蔵之介 東宝 発売日 2005-12-09 発送可能時期:通常24時間以内に発送 女性に全く縁がなかったおたく男=電車男(山田孝之)は、電車の中で酔っ払いに絡まれた女性(中谷美紀)を助け、それがキッカケで彼女に恋を。それをインターネットの掲示板サイトに書き込んだところ、そのネットユーザー達から熱い応援を受けることに。はたして電車男は恋を成就できるのか!? 原作はおたく世代のリアルなラブストーリーとして楽しめたが、映画は少しそのリアルさに欠ける部分がある。例えば山田孝之のダサいおたく男の容貌は、旧世代おたくすぎてまるでマンガのようだし、服を脱ぎ捨てて走るなど、大げさすぎる演出も時には興ざめになる。でもそれを上回る感動があるのだ。絵文字の使い方もユニークだし、電車男を支えるネットユーザー達のエピソードも共感してしまうようなものばかり。観て損のないハートフルな作品だ。(横森文) 現在の価格はコチラ≫ 掲示板の書き込みをうまく表現していると思います。国仲涼子のナース姿がとてもかわいいです。 テーマ:この映画がすごい!! - ジャンル:映画 |
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